HxC@gotek for MSX FS-A1WSX の作り方

概要

MSX の FS-A1WSX の内蔵ドライブを HxC 化した gotek を使い、仮想FDDに改造します。

でも、ガワを削る以外は無改造で、『電子楽器(EME-213**)用FDD変換基板V2.01』さえあれば誰でもできるので(笑)非常に簡単です。
これでようやくFDDゴム探しの旅から解放されますねっ!!!!

完成イメージ
※後日キレイにやすり掛けの予定w


HxC@gotekの作り方

自分の書いた HxC@gotek for PC-98 ダブルドライブ の作り方 と変わりません。まずはこのページを見ながら1個作り、また戻ってきてください。
※ちなみにここで使ってる gotek はSFD-32J用に作ったものをそのまま使ってる(抜いた)のでテプラが見えてますw が、気にしないでください。


WSX用に買うもの


のみ!(笑)


作り方

WSXの蓋を開けて、FDDドライブをフレームごと取ります。さらにひっくり返してドライブとフレームもパージしてしまいましょう。
 

gotek に 電子楽器用FDD変換基板V2.01 の34ピンと電源ケーブルを付けます。なお  gotek のドライブ選択のジャンパはS1(デフォルト)、変換基盤のジャンパもデフォルトのままで大丈夫です。

なお、 gotek をフレームにつける際に、左側面の一部が干渉してしまいます。カッターなどで gotek 側を削ると良いでしょう。


できたら元に戻し、FDDケーブルもさします。すると以下のようになると思います
※若干FDDケーブルがキツいです。気になる人は少し長めのケーブルを別途用意してもいいかもしれません。

次にケースの加工です。そのままだと gotek のボタンが干渉してしまうので少し削ります。だいたいフロッピーディスク1枚分くらい下に削るといい感じです。
※削り後の写真ですが、右側が追加したgotekのボタンに干渉していたので、もう少し削りました。

 ⇒ 

最後にかぶせたら完成ですが、OLEDやボタンに干渉していないか、注意しながらかぶせてください。


イメージについて

PC-98と同様 .hfe は使えました。あとファームウェアに付属の README.TXT に img / dsk も使える記述がありますが、詳しくはMSX向けのHxCのページを探してみてください。


感謝(笑)

omame Project様謹製の『電子楽器(EME-213**)用FDD変換基板V2.01』は本当に素晴らしい出来だと思います。ありがとうございました!